テグレトールとたばこの関係、小児への使用量について

テグレトールとは有効成分カルバマゼピンが配合された薬で、主にてんかんの発作を予防する用途で使われます。また、他にも躁うつ病や神経痛の治療にも用いられる事があります。脳神経の興奮をしずめる効果があり、てんかん発作を予防する作用に優れ、特に部分発作に対して効果が高いのが特徴です。全般発作では強直間代発作に対しては効果的ですが、短い時間意識を失う欠神発作や、手足が動くミオクロニー発作、力が抜けて転倒してしまう脱力発作などには効果がありません。てんかんは原因そのものを治療する薬は存在しないため、てんかん発作を抑えるためにテグレトールのような抗てんかん薬を予防的に飲み続ける必要があります。テグレトールは小児が使用する事もできますが、症状や体格に合わせて医師が量を調節し処方するのが一般的です。テグレトールに限らずてんかんの薬は、急に中止すると重い発作を起こしたり副作用を生じる可能性があるので、用法用量を守り医師の指示に従う事が重要です。軽い副作用としては眠気やめまい、けん怠感や頭痛などがあります。服用を続ける内に症状が収まっていく場合が多いですが、症状が強く表れた時は早めに医師に申し出で、服用量の調節か他の抗てんかん薬への変更などを行いましょう。たばことてんかん発作の関係性や、テグレトールのようなてんかん発作を予防する薬に対する影響を心配する人がいますが、現在のところ、てんかん発作を引き起こす要因にたばこは含まれていないと考えられています。また、たばこを吸う事で抗てんかん薬を服用していた際に、半減期などの血中濃度に影響を与えるという報告もありません。たばこ自体は様々な健康被害の原因となる可能性がありますが、てんかん発作との関連性は現在のところ確認されていません。